こんばんはー
皆さんは最近、何か本は読みましたか?
私は本が好きで、月に2冊は本を読んでいます。
本を読むと、今まで知らなかった世界を本の数だけ知ることが出来ます。
また、本を1冊、また1冊と読むにつれ、自分自身が少しずつ「いい人間」に近づけているような気がします。
そんな本を読むことが大好きな私ですが、元々は本を読むのは好きではありませんでした。
「本を読むと、眠くなるし、楽しくないし・・・。」という感じで、本を読む時間があったら、映画や音楽に時間を使いたい!と、思っていました。
受験生の頃、僕の周りには「昔から本を読んでいれば、現代文の点数がもっと取れてただろうに・・・」と本を読まなかったことを後悔する理系の友達が大勢いました。
なので、今回は小学生の頃、本嫌いだった私を本好きにしてくれた本を紹介しようと思います。
1.「夢水清志郎」シリーズ
まずは「夢水清志郎」シリーズです。
写真の本、左側の黒い服を着たヤバそうな人が夢水清志郎です。
この人は名(迷?)探偵で、難しい事件もすらすらと解決していきます。
でも、生活能力がほとんどなく、自分の誕生日や年齢も覚えていないという始末です。
そんな探偵が近所に住む3人姉妹と様々な事件に巻き込まれながら、事件を解決していくというストーリーです。
清志郎の食事シーンには文字を読んでるだけなのに、お腹が空いてきます。
また、事件の真相や裏側の事情が分かった時は考えさせられ、時に涙することもあります。
私はこの本を読むと、いつも高校生時代の思い出が鮮やかによみがえってきます。
チョークの匂いや、修学旅行での思い出、そんな学生時代の懐かしい記憶がよみがえってきます。
The good old days are gone and they never return・・・
寂しいですね
大学受験が終わって、本を読む必要があまりなくなった人もぜひ、読んでみて下さい。
2.「怪盗クイーン」シリーズ
次はこれまた、はやみねかおる先生の本で恐縮なのですが、「怪盗クイーン」シリーズです。
真ん中でポーズを決めている銀色の髪の人(性別不明)が怪盗クイーンです。
彼女は世界的な怪盗で、「盗み」が本業ですが、かなりダラダラした人間で、「猫のノミ取り」や「日本文化の体験」の方が本業みたいな生活をしています。
また、「盗み」を行う時もそれが良い事である時だけです。
ストーリーはその1冊中で1回ぐらいしかない「盗み」を中心に進んでいきます。
盗むことが不可能な状態の物をクイーンがどうやって、盗み出すのか?それが物語の1番の面白いポイントです。
彼女の盗み方は非常に面白いです。
人生を楽しんでいる人にしか思いつかないような盗み方で、いつも鮮やかに盗んでいきます。
彼女はダラダラしてるけど、自分の芯をしっかり持って、かっこよく、楽しんで仕事(盗み)をする。
彼女が仕事をした後には涼しげな疾風が通り過ぎたかのような感じを受けます。
今の私の中の「理想の上司」、「理想の自分」は彼女です!
人生が退屈だと思う方、楽しくいきたいと思う方には1読の価値ありです!
ぜひ、手に取ってみて下さい!
どうでしたでしょか?
はやみねかおる先生の作品しか紹介しませんでしたが、そのくらい本が嫌いな人にとって、はやみね先生の本は取っつきやすいです!
はやみね先生は他にも「都会のトム&ソーヤ」などがありますが、どれも登場人物の会話を中心に物語が進んでいくので、非常に読みやすいのが特徴です。
物語のスケールは大きくて冒険心をくすぐらせ、時にハッとさせられる登場人物のセリフが心を打ちます。
すでに「本は好きだよ!」という方もぜひ、手に取って読んでみて下さい。
「青い鳥文庫」という事で少し、抵抗はありますが、「本は本」です!
本であることには変わりありません。
「未定」
[…] *怪盗クイーンと夢水清志郎については過去の記事でも触れています↓ 「夢水清志郎」と「怪盗クイーン」 […]